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日常のささいなことを気楽な感じで書いてます
目 次
86パーツを購入しよう!
私たちがディーラーからクルマを新車で購入するときに、必ずといっていいほど「新車購入後の点検」サービスを勧められると思います。
新車を購入して「さあ、大切に乗り続けるぞ!」とちょうど思っていたところなので、86を買われた人の中にも、この新車購入後の点検を契約してしまう人も多いのではないでしょうか?
メーカーによっても、地域によっても価格に違いはあるようですが、一般的には5万円前後の価格で、86が初めて車検を受けるまでのメンテナンスを行ってくれるようです。
あるディーラーによると、86の新車購入後の点検では「エンジンオイル交換」、「ウインドウォッシャー液点検(補充)」、「オイルフィルター交換」、「ワイパーゴム交換」、「タイヤローテーション」、「パーキングブレーキ点検(調整)」という内容になっていますが、これらの点検作業に使用する工具も普段使用しているボックスレンチなどを利用すれば自分で点検できる内容になっています。
とくに、ウインドウォッシャー液点検やワイパーゴム交換などは、工具がなくてもできる点検作業なので、ぜひ自分でできるようになっておくとよいでしょう。
今まで、自分でクルマの点検整備などをしたことがないような場合でも、この新車購入後の点検を自分でできるようになったら、5万円を節約して86に新しいアイテムを追加することも可能ですよね。
86のカスタムパーツに5万円を投資したら、いろいろなアイテムから好きなものが購入できるようになりますね。
86 番外・下回り洗浄
86の「新車購入後の点検」で行われる整備が、私たちにでもDIYですることが難しくないことは、すべての項目でお話ししましたが、番外編として車体の下回り洗浄についてご紹介します。
86の下回り洗浄は、通常、車検のときなどに行うことになると思いますが、思いのほか86の寿命を左右する重要な作業になりますので、どのようなものかだけでも理解しておくことは必要だと思います。
86は走行している時に、跳ね上げられた小さな石や砂が車体の下回りに多くあたりますが、このときに塗装がはがれてしまうことがあり、そこから錆が発生してしまうことがよくあります。
そこで、車検のときなどに86の下回り洗浄をしっかりとし、防錆塗装をすることになるわけです。
このような86の整備は、DIYではなかなかできないことだと思いますが、洗車場などで洗車をするときに下回りもしっかり洗浄することで、冬にまかれる凍結防止剤をしっかりと落としたり、ジャッキアップをしたときに下回りの状態を把握しておくことは必要になるともいえます。
実際に86の下回りを洗浄して、防錆塗装をすることはDIYでもできないわけではありませんが、自分で簡単にできるような事と、下回り洗浄などのように、自分ではできなくても86のコンディションに大きく関わることに関心を持つことは大きな意味を持つといえます。
86を大切にしようと思う気持ちが、自分でのメンテナンスにつながり、86にいつまでも乗り続けられるようなコンディションをキープすることができるといえます。
86 ワイパーゴム交換
86の「新車購入後の点検」にある「ワイパーゴム交換」という項目は、皆さんもどのようなものかは分かると思います。
ワイパーゴムは雨天時の86の走行には欠かせないアイテムですが、ワイパーゴムの交換も工具なしでできますので、ぜひチャレンジしてみましょう。
このワイパーゴムの交換は、「12か月・24か月点検」のときにする点検項目となっていますが、環境によっては1年未満で消耗してしまうこともありますので、雨の日に拭きムラがあるのを感じた場合には早めに交換してしまうのがいいでしょう。
86のワイパーゴムを交換するためには、新しいワイパーゴムを用意する必要がありますが、ホームセンターやカー用品店に行けばすぐに入手することが可能です。
ここで、カー用品店などに置いてある適合表を確認するのですが、よく分からないような場合には、販売スタッフの方に86に取り付けることを伝えれば、適合するものを選択してくれると思います。
ワイパーゴムの取り付け方や取り外し方は、実際に見てもらえると分かると思いますが、引っかけてはめ込まれているだけですので、簡単にできると思います。
ワイパーゴムを外したときに、ブレードの金属部分がむき出しになりますので、フロントガラスが傷つかないようにウエスなどを用意しておくと安心して交換ができると思います。
「新車購入後の点検」にあるワイパーゴムの点検作業も自分でするようにして節約することも可能になるでしょう。
86 パーキングブレーキ点検
86の「新車購入後の点検」にはパーキングブレーキの点検がありますが、パーキングブレーキはサイドブレーキともいわれ、皆さんもよく知っていることと思います。
86のパーキングブレーキ自体に大きな制動力はありませんが、補助的なブレーキとして駐車時などによく使用されます。
この86のパーキングブレーキは、リアブレーキと連動しているために、リアブレーキのブレーキパッドが消耗するにつれてパーキングブレーキをひいたときのノッチ数が増えてくるようになります。
86のパーキングブレーキの引き具合に対する効き具合を調整しなくてはなりませんが、リアタイヤを取り外して調整ダイヤルを回すことで調整ができるようになっています。
このときに、リアブレーキが常に引きずっている状態にならないように注意する必要があり、やや経験も必要になる部分もありますが、自分で調整してみる価値はあるのではないでしょうか?
基本的には、86の車体をジャッキアップして、抗リンを取り外したら、あとはダイヤルをまわして調整するだけですが、安全にジャッキアップをしなければならないことはいうまでもありません。
新車購入後の点検では「12カ月・24カ月点検」においてこのパーキングブレーキの調整をしているようですので、年に一度くらいは調整してみるといいでしょう。
このような調整も自分でできるようにしておくことで大幅に工賃や整備料金を節約することが可能になります。
86 タイヤローテーション
86に乗られている方のなかでも「タイヤローテーション」という言葉を聞いたことがあると思います。
86の「新車購入後の点検」にある、このタイヤローテーションとは、86のタイヤの前後を交換することを意味しています。
通常86を始めクルマのタイヤは、フロントタイヤの方が消耗の進み方が早いので、リアタイヤとフロントタイヤを定期的に交換することで、86全体のタイヤが均一に消耗するようにメンテナンスしているわけです。
新車購入後の点検においては「12カ月・24カ月点検」において、タイヤローテーションを実施するようですが、ときどき86のタイヤの消耗具合を確認してみてタイヤローテーションを実施してみるのもいいと思います。
このときに、ジャッキアップをする必要がありますが、86のエンジンオイル交換のときに購入したフロアジャッキとジャッキスタンドを利用することで安全にジャッキアップができると思います。
タイヤローテーションをして前後のタイヤの減り具合を均一にすることで、フロントだけが極端に消耗してしまうことを予防するほか、前後のタイヤの種類が変わってしまうことも避けることができます。
思っている以上に簡単にできる作業ですので、86のチューンナップパーツの購入のためにも、自分での交換にチャレンジしてみて下さい。
86 オイルフィルター交換
86の「新車購入後の点検」をさらに見ていくと、「オイルフィルター交換」という整備があることが分かります。
このオイルフィルターとは、86のエンジン内部の小さな金属くずなどを取り除いてくれる役割りがあり、エンジンオイル交換同様にしっかりと交換しておくことが重要になります。
86の新車購入後の点検でのサービスでは、オイルフィルターの交換は「12か月・24カ月点検」のときにしているようですので、ちょうどエンジンオイル交換の半分のペースで交換してあげるとよいようです。
インターネットにつながっていると思いますので、画像検索でオイルフィルターを検索してみると、ジャムの入った瓶を一回り大きくしたような金属製の部品であることが分かります。
このオイルフィルターはネジでしまっているだけですので、時計と反対方向にひねってあげると外れますが、比較的強い力でひねらないと外れない場合が多いですので、ホームセンターなどで販売しているオイルフィルター専用のレンチか、しっかりと掴むことができるようなもので外してみて下さい。
このときに、86のエンジン内部にエンジンオイルが残っている状態だとオイルが漏れてでてきますので、エンジンオイル交換と同時にしてしまうのがよいでしょう。
ここまでで「新車購入後の点検」の半分にあたる3つの点検作業を紹介しましたが、残りの半分も頑張ってドレスアップパーツなどの購入を目指しましょう!
86 エンジンオイル交換
あるディーラーによる「新車購入後の点検」によると、86のエンジンオイル交換は、「6カ月・12カ月・18カ月・24カ月・30カ月点検」において交換しています。
半年に一度のペースで交換していることからも分かる通り、86にとってエンジンオイル交換はとても重要なメンテナンスであることが分かります。
私たちが自分でエンジンオイル交換をするには「フロアジャッキやジャッキスタンド・ソケットレンチ」を揃えておかないといけないものもありますが、この3点が揃っていれば86の「新車購入後の点検」はすべてできるようになりますし、高価なものでもないので購入してみることをお勧めします。
86のエンジンオイル交換でもっとも重要になることは「安全にジャッキアップすること」に尽きると思います。
86を安全にジャッキアップするためには、平坦なコンクリートの上でフロアジャッキを使用して車体を持ち上げます。
このときにジャッキスタンドを正しく使用することで、万が一ジャッキが外れてしまった時でも、怪我をすることなく安全にエンジンオイル交換の作業が行えます。
86のジャッキアップをしたら、オイルパンにあるドレンボルトを緩めて古いオイルを抜き去り、その後ドレンボルトをしっかりと締め、新しいエンジンオイルを入れればエンジンオイル交換は終了です。
慣れてくれば30分もかからずにエンジンオイルの交換が終了します。
5万円の工賃を節約して、モニターなどのアイテムを購入するためにチャレンジしてみましょう!
86 ウインドウォッシャー液点検
86の「新車購入後の点検」に関してエンジンオイルの交換などのテーマで書かせて頂きましたが、今回は「ウインドウォッシャー液点検」です。
その「新車購入後の点検」によるサービスでは、ウインドウォッシャー液点検の整備は「6カ月・18か月・30カ月」の点検のときに行われ、ウインドウォッシャー液がなくなっている場合などのときには、ウインドウォッシャー液の補充もしてくれるようです。
86のフロントガラスが汚れているときなどに、ウォッシャー液をフロントガラスにまいて、ワイパーでガラスをキレイにすると思いますが、このウォッシャー液がなくなっていないか?なくなっていれば補充するだけですので、驚くほど簡単にできると思います。
まず、86のボンネットを開けて「扇子と噴水が一緒になったようなマーク」を探して下さい。
そのマークが付いた白いタンクが86のウインドウォッシャー液が入っているタンクですので、そこに新しいウインドウォッシャー液をFULLのところまで補充しておけば終了です。
86に入れるための新しいウインドウォッシャー液は、カー用品店やホームセンターなどで販売されていますし、応急的には水をそのまま追加してしまってもトラブルになることは少ないでしょう。
86のウインドウォッシャー液の点検は、工具を使用することもなく簡単にできますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
比較的簡単な整備の方法を覚えたら、「新車購入後の点検」の5万円を節約してホーンでも交換してみませんか?
86ワイパーゴムの交換で雨の日も安全に楽しく!
トヨタから発売された86は、速いクルマに仕上げるにも、ドレスアップをするためのベースとする場合においても、あらゆる方向性にカスタムができる素晴らしいクルマであるといえます。
86の走行性能を引き出すためのチューンナップをする場合には、マフラー交換や車高調を装着したりすることもでき、また、エアロパーツを組むことによって自分だけの新しいデザインを追求してみるのも面白いと思います。
いずれの方向性を86に求める場合においても、定期的なエンジンオイル交換やワイパーゴムの点検などの基本的なメンテナンスを自分でするようにすることで、さらに86への愛着も深いものとなるでしょう。
また、自分でのメンテナンスが初めての場合などは、ワイパーゴムの交換など簡単な所から始めてみると、自分でもできたという喜びを感じることができます。
ワイパーゴムの交換時期はメーカーでもとくに定められていませんが、拭きムラがでてきたり端の方が破れてきたら早めに交換してしまうのがおすすめです。
ワイパーゴム自体も安価に販売されていますし、拭きムラがでているのをそのままにしておくのは安全上好ましくないばかりか、事故を起こしてしまったときに失うものがとても大きいものとなってしまうので、しっかりとメンテナンスをしておくことが必要になります。
86の走る楽しさをいつまでも続けるには、基本的な整備を欠かしてしまうことのないようにしなければなりません。
86ミッションオイル交換は難しくない!
トヨタから発売された86のようなクルマは、走っても楽しむことができ、メンテナンスをしても楽しむことができる、とてもよいクルマといえます。
86のエンジンオイルの交換やエアクリーナーフィルターのような比較的取り組みやすいメンテナンスを自分でしている人は多いと思いますが、ミッションオイルとなるとハードルが高くなってしまうのでしょうか。
基本的に86のエンジンオイル交換もミッションオイルの交換も、古いオイルを抜き取って新しいオイルを入れるだけですが、大きな違いが一つだけあります。
これは、86のミッションオイル交換のハードルを上げてしまっている原因だと思いますが、ミッションオイルを交換する場合にどのくらい新しいオイルを入れたらいいかが分からない!と考えている人が多くいるそうです。
基本的にはミッションオイルを入れる量は「入るだけ」入れればよく、ゆっくりと注入している時に、少しあふれ出てきたらその量が適量になります。
このときに注意することがあるとすれば、86のミッションオイルを交換するときに"平坦な場所"ですることで、ミッションオイルの注入量が正確に計ることができるようになります。
このように、DIYで自分でするには難しいと思っていたことで、意外と簡単な作業は多くありますので、自分では無理だ!と思うことなくいろいろなメンテナンスなどにチャレンジしてみてほしいですね。
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