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日常のささいなことを気楽な感じで書いてます
目 次
86エアコンの効きが悪いと感じたら・・・
86に限らずどのモデルに付いてもいえることですが、エアコンのガス漏れがなく、エアコンフィルターを交換したにもかかわらず、エアコンの効きがあまりよくない!ということがある場合があります。
そのようなケースでは、エンジンルーム内に配置されているコンプレッサーからの配管がエンジンルームの放射熱によって熱せられている可能性があります。
車種によっては、この配管がエキマニのすぐ近くを通っているケースなどもありますので、そのような場合には配管の断熱処理をすることでエアコンの冷却効率をアップさせることが可能です。
用意するものは、86のエアコンの配管に巻くための断熱材とアルミテープ、そしてタイラップなどがあると便利だと思います。
この作業のイメージは、家庭用のエアコンの室外機の配管に巻き付けてあるようなものを、DIYで86のエアコンの配管に巻きつけるようなイメージです。
断熱材もホームセンターなどで販売されているエアコン配管用のものを使用することが可能で、それを固定するためのタイラップとアルミテープになります。
この作業を行うときにバッテリーなどが邪魔になるケースもありますが、バッテリーを取り外すときにはマイナス端子から外すようにして、邪魔になるようなパーツは取り外しておくと作業がしやすいと思います。
もし、86のエアコンの効きが悪いと感じるのであれば、このように配管に断熱材を巻いてみるのもいいかもしれません。
86焼き付け修理で安心してドリフトを楽しもう!
86でサーキットなどでドリフトを楽しもう!と計画をしている方も多いと思いますが、ドリフト走行はタイヤへの負担も大きなものとなりますし、タイヤの損耗も激しいものになります。
86でドリフト走行を安全に楽しむためには、使用するタイヤはパンクの補修履歴のないものが理想ですが、パンクの都度新しいタイヤを購入するのも経済的ではありません。
通常のパンク修理は、棒状の補修用ゴムを差し込み接着剤で固める方法をとりますが、タイヤのパンク修理にはこの方法以外にも「焼き付け修理」という方法があります。
現在、焼き付け修理をしてもらえる業者の数がとても少なくなっていますが、焼き付け修理をすることで、より安心して86のドリフトを楽しむことができるようになります。
この焼き付け修理とは、パンクによってできた穴を埋めた後に150℃〜200℃程度の熱と圧力を加えることにより、埋めた穴のゴムと周囲のタイヤとを一体化させる修理方法です。
この焼き付け修理は、修理をする際にあらかじめタイヤをホイールから外して作業をしますので、中の状態を確認しながらパンク修理ができるメリットがあり、穴の角度を読み間違えるような危険もありません。
この焼き付け修理の費用は、2500円〜3000円程度と通常のパンク修理よりも高いものになってしまうデメリットはありますが、86でより安心してドリフトを楽しむのであれば、焼き付け修理をしてもらえるショップを探してみるのもいいでしょう。
86傷の補修〜深い傷もタッチペンで目立たなく!〜
前回は、86に付いてしまった比較的深い傷の補修に付いて説明をしました。
最後に、前方を走行する車両が跳ねあげた小石が86のボディにあたった場合でも、塗装が落ちてしまい鋼板が見えているほどに深い傷の補修について説明します。
このような深い傷の場合には、86に付いてしまった傷を目立たなくすることは可能ですが、完全に元通りにすることは困難になってきます。
86のボディの鋼板が見えているほどの深い傷であれば、板金業のプロに依頼するのも選択肢の一つになると思いますが、参考までにタッチペンで比較的目立たなくする傷の補修方法を説明します。
最初に傷の部分だけを残すようにマスキングテープなどで養生します。
その後、傷の中に残っている塗料がなくなるまで丁寧にサンドペーパーなどで磨きサビ止め剤(ジンクプレート)を塗り、傷の部分からのサビを予防します。
あまりに傷が深い場合には、ポリエステル製のパテで穴を埋めますが、そこまで深くない場合には、タッチペンの塗料で凹みを埋めていくイメージで何回かに分けて塗っていきます。
傷の深さにもよりますが、完全に塗料を乾燥させるために数日間置き、800番位から順にサンドペーパーで仕上げていきます。
その後、コンパウンドとコンパウンド入りのワックスで丁寧に磨き、仕上げていきます。
時間と手間はかかってしまいますが、費用をそれほど掛けずに深い傷の補修で目立たなくさせることが可能になります。
86傷の補修〜比較的深い傷は時間をかけてじっくりと!〜
今回は、86に付いてしまった比較的深い傷の補修に付いて説明します。
86の運転を丁寧にしているつもりでも、前方にトラックやダンプカーなどが走行している時などでは、小さな小石が跳ねあげられたりします。
その小さな小石が86のボディに接触すると、手で触ってみて凹みを感じるほどの傷が付いてしまいます。
このような比較的深い傷が付いてしまうのを避けるには、車間距離を多めに取るようにし、スピードを抑えて走行する必要があります。
もしこのような傷が86のボディに付いてしまったら、コンパウンドとコンパウンド入りワックスを使用して、時間をかけて目立たないようにする必要があります。
基本的に傷の補修方法は前回の浅い傷の補修と同じですが、何度か繰り返しコンパウンドで磨きますので、86の傷の部分だけが残るようにマスキングテープなどで養生しておくと安心です。
前回でも説明しましたが、傷の補修のポイントは凹み部分にコンパウンドやコンパウンド入りワックスの微粒子を埋め込むようなイメージでするようにして下さい。
また、傷の補修に使用するコンパウンドも3回程度までにとどめ、コンパウンド入りワックスを中心に作業する方がいいでしょう。
また、コンパウンドやワックスをこする方向も、縦あるいは横方向の一定の方向で擦るようにした方が仕上がりはよくなります。
この作業は慌ててしまうと失敗してしまう可能性もありますので、時間のあるときにじっくりと補修するようにして下さい。
86傷の補修〜浅い傷はコンパウンド+コンパウンド入りワックスで!〜
前回は、光に照らしてみるとうっすらと見える程度の、86に付いてしまったごく浅い傷の補修について説明をしました。
次に、86のカギ穴周辺などに付いてしまいがちな浅い傷の補修に付いて説明します。
86だけではなく、最近のクルマにはキーリモコンが装備されているケースがほとんどですので、カギ穴周辺に傷が付くケースは比較的少なくなってきていると思いますが、それでも手で触れる部分には傷が付いてしまうこともあります。
そのような浅い傷の補修には、仕上げ用のコンパウンドとコンパウンド入りワックスを使用して傷の補修を行います。
86のカギ穴のケースで説明すると、仕上げ用のコンパウンドをウエスに少量つけ、86のカギ穴周辺を磨いていきます。
このときのイメージは、86の"傷をこすり取るイメージ"ではなく"傷にコンパウンドを塗り込む"ような感じでします。
その後、使用する仕上げ用コンパウンドにもよりますが、水洗いをしたりウエスで拭きとったりして余分なコンパウンドを取り去ります。
それから、最後に86のカギ穴周辺にコンパウンド入りワックスで磨いて終了となります。
この傷の補修作業の各工程において、まだ傷が残っているようでしたらコンパウンドやワックス磨きを2回〜3回程度に分けてすると、よりキレイな仕上がりになります。
このような方法で、カギ穴周辺に付いてしまう程度の傷であれば目立たなくすることが可能になります。
86傷の補修〜ごく浅い傷はコンパウンド入りのカーシャンプーで〜
86を購入したときには、いつまでもピカピカの状態にするぞ!と誰もが張り切ってしまいますが、前方の車両が跳ねあげた小石や砂などで細かい傷はどうしても付いてしまいます。
86のボディに付いてしまった傷は、基本的にはプロに頼まないと思うように修復することができませんが、比較的軽いものであればDIYでも補修や目立たなくすることは可能です。
まずは、86に付いてしまったごく浅い傷の補修について説明します。
これは例えば、86の洗車傷程度のもので光にかざしてみるとうっすらと見える程度の傷で、コンパウンド入りのカーシャンプーを使用することで傷の補修することが可能となります。
このごく浅い傷の補修に使用するカーシャンプーは、使ったことがある人もいると思いますが、このタイプのカーシャンプーは2度洗いすることで、その効果を発揮することができます。
最初に86のボディを水洗いをしておき、コンパウンド入りのカーシャンプーをスポンジなどに付けて洗います。
その後、カーシャンプーが乾燥しないうちに再び水で洗い流し、ここからカーシャンプーの説明書通りの方法で洗います。
そのときに、スポンジなどで86のボディをこすりますが、比較的軽い力で縦方向あるいは横方向にこすります。
2回に分けてカーシャンプーを使用する理由は、このタイプのカーシャンプーは1度の洗浄だけではなかなかコンパウンドの粒子が入りきらないため、2回に分けてコンパウンドの粒子を傷に入れていくようなイメージでやると、ごく浅い傷の補修ができます。
86プラグコードを交換してエンジンルームを飾ろう!
86を購入してノーマルのままで乗るケースでも、ドレスアップをするにしてもチューンナップして速さを追求するケースにおいてもエンジンルーム内はキレイにしておきたいものです。
86のエンジンルームは走行とともに、ほこりや油汚れなどで汚れてきますが常にきれいにしておきたいものです。
さらにプラグコードなどを変更しておくと、ブルーカラーなどにするとよいアクセントにもなりますし、性能がよい分だけ燃焼効率も高まりますのでおすすめです。
86のプラグコードの取り外しや取り付けは、作業スペースなどの問題はあるかもしれませんが、比較的簡単に交換が可能になっています。
また、プラグコードは消耗品であることがあまり知られていませんが、消耗してしまったプラグコードを新品に交換することでエンジンの調子がとてもよくなることからも、非常に重要なパーツであるといえます。
プラグコードの他にも86のエンジンカバーに塗装したりするなど、工夫してドレスアップしている方も多くいますので、参考にしながらキレイなエンジンルームを目指してみるのもいいでしょう。
プラグコードの変更などで、エンジンルームをキレイに飾っていくことで、メンテナンスなどのときにボンネットを開けるのも楽しみになってしまいます。
今まで、メンテナンスなどをあまり自分でしないような場合には、とてもお勧めできるドレスアップになりますので交換してみて下さい。
86ファイナルギアのセッティング(チューニングの問題点)
86でサーキット走行などを楽しむ場合には、ファイナルギアのチューニングが有効であることを説明しましたが、86のファイナルギアをチューニングするにあたって、注意しなければならないことも存在します。
まずDIYでファイナルギアのチューニングを行うには、それなりの知識も必要になってきますし、比較的難易度の高い作業になります。
86をジャッキアップして車体からデファレンシャル本体を取り外す段階までは比較的スムーズに行えるケースでも、初めてのチューニングにおいては、ピニオンギア・リングギアの交換は経験者に手伝ってもらうことをおすすめします。
ここで、業者によってはデファレンシャル本体を発送することにより、ファイナルギアのチューニングを請け負ってくれるところもありますが、セッティングのたびに発送して依頼するというのも現実的ではありません。
もし86でのチューニングなどを本格的にやってみようというのであれば、作業スペースに加えエアーツール(コンプレッサー・インパクトレンチ)などが揃っていると作業スピードが上がると思います。
その他にも、86が理想的なセッティングになったときには、スピードメーターの調整をしておくことも必要になります。
ファイナルギアのギア比をあげることで、実際に走行しているスピードよりも高い数値を表示するようになっているため、正確な数値になるように調整することが必要になります。
86ファイナルギアのセッティング(ギア比の計算とチューニングの効果)
86のファイナルギアのセッティングを行う場合、通常は減速比を増やす方向へ変更がされます。
86の場合6速マニュアルのうち第5速の減速比が1.0となっています。
例えば、回転数が4000rpmのときには、プロペラシャフト・ピニオンギアも同じく4000rpmで回転しますが、ファイナルギアのギア比が4.0のときには1000rpmにまで回転数が落とされ、ファイナルギアのギア比を4.2のものに交換すると約952rpmにまで回転数が落とされます。
このように、86のファイナルギアのギア比を高いものに交換することで、回転数が落とされた分だけ3速や4速を有効に活用することが可能になります。
もちろんサーキット走行だけでなく、峠などでの走行を楽しむ場合においても失速しがちなコーナー立ち上がりなどのシーンにも有効となるチューニングになります。
その他にも86のファイナルギアのチューニングをすることで、エンジンブレーキの効き方が強くなりますので、サーキット走行を想定しないシーンにおいてもエンジンブレーキを効果的に活用した走りを楽しめるようになります。
このように、86のファイナルギアのチューニングは通常のカスタムのように出力を上げるようなものではありませんが、86の走りそのものを変更してしまいますので、自分の走行シーンに合わせたカスタムを行うことが可能になります。
86ファイナルギアのセッティング(ファイナルギアとは?)
86を購入する人の中には、サーキットでのスポーツ走行を計画している人も多くいると思います。
サーキットでの走行と一般道の違いは、制限速度の有無や歩行者や対向車の有無などがありますが、86の性能を存分に楽しむためには、走行するサーキットに合わせたチューニングが必要になってきます。
自分で86のカスタムなどをしている場合には、ファイナルギアあるいはファイナルという言葉を知っている人もいると思います。
ファイナルギアとは、左右のリアタイヤの中心にあるデファレンシャルを構成する部品で、ピニオンギアとリングギアのことを指します。
86のエンジンの出力は、トランスミッション・プロペラシャフトを介してデファレンシャルに伝えられ、デファレンシャルのファイナルギアによって回転スピードが減速されます。
86でサーキット走行やドリフトを楽しむにあたって、出力の向上を図ることも大切ですが、目的に応じたファイナルギアの調整(どの程度減速させるか)も大きなキーワードとなってきます。
通常のサーキットコースにおいては、1速と2速を中心としたコース設計がなされていますが、走行するサーキットに応じて3速を上手に活用することがタイムアップの秘訣にもなりますし、ドリフトを行う場合においても、出力特性がどうこうというよりは摩擦抵抗の低いタイヤとファイナルギアの調整の方が重要になってきます。
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